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- ID:
- 24269
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0511
- 見出し:
- 被災地結ぶ「かけ箸」に 3県のスギ間伐材で割り箸製造
- 新聞名:
- 河北新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120511t75003.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
東日本大震災で被災した宮城県栗原、岩手県陸前高田、福島県いわき各市のスギの間伐材を使った割り箸を、いわき市の「磐城高箸」が製造、販売している。
販売数2000セットごとに売上金の1割を3市に寄付する方針で、4月下旬には栗原市に10万円が贈呈された
製品は「三県復興 希望のかけ箸」と命名。
栗駒杉、気仙杉、磐城杉を使い、3膳1組で販売している。
それぞれに杉の名称の焼き印が入り、木目を生かした自然な地肌が特徴だ。
価格は1セット525円(税込み)
発案したのは、高橋正行社長(38)。
同社は操業1年足らずで震災に遭い、生産設備や資材が使えなくなった。
高橋社長は「被災地が忘れられていくのが悔しい。
各地の連携で何か発信できないか考えた」と話す
ホームページで同社の被災を知った福岡県や東京のデザイナー有志の被災地支援グループ「Eat East!」がデザインを買って出た
磐城高箸にとっても復興を懸けた商品となるかけ箸は、昨年11月に販売開始。
昨年度の全国間伐・間伐材利用コンクールで、間伐推進中央協議会会長賞を受賞。
通信販売のほか、福島県のアンテナショップ「県八重洲観光交流館」や各種復興イベント会場で購入できる。
連絡先は磐城高箸0246(65
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