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- ID:
- 24183
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0502
- 見出し:
- 国体PR 生徒が一役 木製画像台制作
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20120501-OYT8T01137.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
県立高山工業高校(高山市)の生徒が作った木製の液晶画像台が岐阜市の岐阜メモリアルセンターに設置され、人目を引いている。
近づくと電源が入り、秋に開かれる「ぎふ清流国体」のPR画像を次々と表示する“自動PR装置”となっており、生徒らは「自分たちが作ったものが役に立っていると思うと、モノ
作りの励みになる」と話している。
(福島利之)
画像台は高さ1・6メートル、幅90センチで、既製品の液晶画面(32インチ)が組み込まれている。
画面下のセンサーが人を感知すると、国体のマスコットキャラクター「ミナモ」の写真などが3分間、自動的に流れる。
同校の建築インテリア技術部の生徒15人が、日頃学んだ技術を生かそうと、昨年4月から10月まで、教職員の指導を受けて制作。
生徒たちは、飛騨高山らしい格子戸をイメージしたデザインから木材加工までを手がけた。
センサーを取り付けたのは、省エネを意識してのことだという。
完成後は同校の玄関に置いて、学校行事などを紹介していたが、今年3月、国体実行委員会に「国体で役立てられないか」と持ちかけたところ、国体メーン会場のメモリアルセンターに置かれることになった。
制作に携わった多くの生徒はこの春卒業し、木工会社などに就職。
建築インテリア技術部顧問の大野靖雄実習助手(42)は「木工が盛んな高山の匠(たくみ)の卵たちが作った画像台を、ぜひ多くの人に見てほしい」と話している。
同センターでの展示は20日までの予定
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