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- ID:
- 24119
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0423
- 見出し:
- 小水力発電の魅力訴え 高島で青木教授が講演
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120423/CK2012042302000025.html
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- 記事
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原発に頼らない電力需給構造やエネルギーの自給自足の大切さを考えてもらうイベントが二十二日、高島市内であった。
大津市で川の水の流れを利用する小水力発電の実験をしてきた関西外語大の青木豊明教授(65)=環境科学=が登壇し、小水力発電の魅力と将来性を語った
青木教授は「山の森林は天然のダム。
日本に山が国土の七割を占め、多くの渓流が絶えず流れている。
小水力発電の稼働率は高い」と説明。
「太陽光や風力よりも日本には小水力発電が適している」と持論を展開した
小水力発電は分散型であるため、災害に強い利点があるほか、農業用水水路を活用することによる若者の農業への参入促進につながるとも話し、「みんなで智恵をしぼり、エネルギーの地産地消が広がれば」と期待した
イベントは「アースデイびわ湖2012」と銘打ち、同イベント実行委が福島の原発事故や関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題などを背景に企画。
講演のほか薪を使った手づくりコンロの実演や太陽光発電の実施例の紹介などもあった
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