v11.0
- ID:
- 24112
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0423
- 見出し:
- 仲間で集まる秘密基地…多目的の手作りガレージ
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120422/biz12042218000003-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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ライゼ(大阪市)が売り出した「キットガレージ」は、クルマやバイクいじりのほか、仲間で集まるスペースや事務所、書庫などとして多目的に使える。
しかも、自分の手で建てる楽しみも味わえる。
キットガレージが普及する米国の事情を綿密に調べ開発した。
「ここはもう少し軽い材料のほうがいい」「屋根材はもっと切りやすい材料の方がよい」。
開発や施工のスタッフが同社の倉庫内で試作を重ねた。
キットであるなら、「誰もが作りやすいように」を実現する必要がある。
そのための工夫はつきない
コンセプトは「建築初心者の大人4人が30日間で組み立てられる」(山下治専務)
これに近付けるため、材料の木材は最長でも6メートルの長さになるようにあらかじめカットすることにした。
理由は「4トントラックで運べることを意識」(山下専務)したためだ。
重量も重くても80キロ強に抑えた。
クレーンを使わずに大人2人で持ち上げられるための配慮だ
高級車オーナーが安心できるようつくりをしっかりしたものにした。
一般的な木造ガレージであれば2×4工法を採用するものが多い。
しかしキットガレージは、柱と梁(はり)で組み立てる在来木軸工法を採用した。
使用する角材の幅は一般的な105ミリではなく120ミリ。
木材と木材の接合部は金属部品で補強し、建築初心者では難しいといわれる接合部の加工を減らし
ながら、「60センチの積雪にも耐える強度を達成した」
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