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- ID:
- 24054
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0417
- 見出し:
- 大型製材工場、秋田市河辺に完成 6月にも操業
- 新聞名:
- 秋田魁新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20120416m
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- 【写真】
- 記事
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秋田製材協同組合(通称アスクウッド、石崎修治理事長)が秋田市河辺の七曲臨空港工業団地に建設を進めていた大型製材工場が完成し、早ければ6月にも本格操業をスタートする。
本県のスギ人工林が今後伐期を迎える中、県産製材の安定供給と製材コストの低減に貢献することが期待されている。
16日には同工場で、県内企業としては大量の新規採用41人を含む社員61人の入社式が行われた。
工場の原木処理量は最大年間14万8千立方メートルで、東北有数の規模。
必要な原木は県森林組合連合会などを通じて調達し、製材品8万立方メートル、副産品のチップやおが粉は約6万3千立方メートルを生産する。
加工した製品は県内外に販売し、年間約30億円の売り上げを見込む。
販売先としては、県内外の19社から約15万立方メートルの購入予約を取り付けているという。
社員研修と機械の調整を兼ねて23日から試験操業を開始。
一定の試験期間を経た上で、顧客の注文に対応する本格操業に移行する。
工場の敷地面積は9万9400平方メートル。
総事業費は24億8400万円で、このうち国、県と秋田、大仙両市が計12億9400万円の補助金を出した。
同組合は製材や素材生産、運送などの各業者33社で構成し、出資金は計2億8千万円
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