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- ID:
- 23954
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0404
- 見出し:
- 余った木材燃料に
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20120403-OYT8T00983.htm
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- 記事
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揖斐川町の企業や森林組合などでつくる「いび森林資源活用センター協同組合」が、余った木材を加工した木質燃料(ペレット)の利用拡大に取り組んでいる。
町内の温泉施設で補助燃料に使われており、同組合は「森林資源の有効活用につながれば」と話している。
森林が90%を占める同町では、林業の振興が課題。
ペレットは、間伐材を柱材や合板材などに選別した後の残りが原料。
同組合では2010年10月から、木材を裁断したチップを砕いて圧縮・成形する製造ラインも稼働させている。
町内の「かすがモリモリ村リフレッシュ館」「藤橋の湯」「久瀬温泉露天風呂」で湯を沸かす補助燃料として使われているほか、町も今年度、ペレットを燃料とするストーブの購入費を半額(上限20万円)補助する制度を始めるなど、利用も広がりつつある。
同組合の寺井美貴彦専務理事は「森林資源の有効活用だけでなく、燃料コストの抑制や二酸化炭素の排出削減にもつながる。
多くの人に利用してほしい」と話している。
同組合では10キロ480円で販売している。
問い合わせは同組合(0585・54・2215)
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