v11.0
- ID:
- 23900
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0330
- 見出し:
- インドネシア林業界、世界基準の木材生産・貿易の達成に向けた8つの実施計画を発表
- 新聞名:
- ecool.jp
- 元UR(アドレス):
- http://www.ecool.jp/global_press/2012/03/app12-svl0329.html
- 写真:
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- 記事
-
林業界に関係するすべての業界団体が、SVLK(木材合法性基準、Wood Legality and Verification
System)を実行することにより、世界基準の木材生産と貿易を達成することを目指す8つの具体的な実施計画を宣言しました。
この計画は業界全体、利害関係者、国際貿易パートナーと共に取り組んでいきます
宣言は3月20日にジャカルタで開かれた2012年第2回ハイ・レベルマーケット会合で合意されたものです。
インドネシアでのSVLKの導入は合法と定められた木材製品だけが市場に出回ることを保証するものです。
これに際し、林業組合はインドネシア政府の以下の取り組みを全力で支援することを誓いました。
1. あらゆるサプライチェーンを含む全ステークホルダーとSVLK遵守の協力と実施に取り組む
2. 全ての企業による完全な法令遵守達成のため、また生産、貿易、市場への混乱を最小限に抑えるために、SVLKの段階的導入が望まれているかどうかの調査実施の推奨
3. インドネシア政府の持続可能な林業開発計画に沿ったうえで、(ア) 中小企業、(イ) 遠隔地域で運営する企業、(ウ)地域密着型企業がSLVKを遵守するための支援
4. 諸外国と協力して合法な木材製品の普及を促進させる効果的なシステムの構築し強化し、同時に合法と認められたインドネシアの材木と材木生産者への不必要な行政、財政上の影響を避ける。
5. 諸外国に対し一貫した政策適用、公的調達の際の合法製品の優先の推奨、民間による同様の高いスタンダード導入の支援を働きかける。
6. SLVKが合法性を確かめるための最も高いスタンダードであり、インドネシアでの持続可能な森林管理認証スキーム(PHPL/SFM)の基本であることを世界の利害関係者に継続的に伝達し、普及促進していく
7. 合法と認められた木材製品のみが市場に出回ることを保証することは、VPAパートナーと国際社会の相互責任であることを促進
8. VPAの導入に際して、インドネシア・EU参加型委員会のような機会への積極的な参加の要請
宣言に署名した業界団体はGPEI (インドネシアの輸出業者協会)、MPI (インドネシアの林業団体)、APHI (インドネシアの林業営業許可取得者協会)、APKINDO (インドネシアのウッドパネル協会)、 ISWA (インドネシア製材所・木工協会)、APKI (インドネシアのパルプ・紙協会)、そして ASMINDO
(インドネシアの家具業界と手工芸品協会)です
アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)のマネジング・ディレクターのアイダ・グリーンベリーは「この宣言は、小規模企業、地域密着型企業、遠隔地で運営する企業にも支援を提供し、SLVKの持続的な実施をサポートするために、複数のステークホルダーによる取り組みに焦点を当てたものであり、APPは、林業
協会のメンバーとして、この宣言を全力で支援します。
APPはSVLKの監査準備は年初に完了し、監査は2013年第1四半期での完了を目指し、2012年4月に監査を開始する予定です」と述べました。
SVLKについて
Sistem Verifikasi Legalitas Kayu (SVLK)
は2009年に制定されたインドネシアの追跡調査プログラムです。
このシステムはインドネシアから輸出される木材製品が合法で、生産地の特定が可能なことを保証します。
SVLKは業界がインドネシアの法律に基づいた合法な材木のみを受け取り・加工することを保証するために策定されたものです。
この規制
はライセンス付与、収穫、運送、加工に適用されます。
SLVKは持続可能な森林管理認証のための重要な第一歩です
APPについて
アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は、インダ・キアット紙パルプ会社、ピンド・デリ紙パルプ会社、チウィ・キミア製紙会社、ロンター・パピルス紙パルプ会社、エカマス・フォルトゥナなど、インドネシアにある多くの工場で生産されている紙製品の総合ブランドです。
インドネシアに本社を置くAPPは、
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