"
2011年- 共販所で木材初市 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 親子で参加した江津市敬川町の主婦、近重美保さん(38)は「木と直接触れ合うことができるので楽しい」と話していた。
問い合わせは同館(0854・86・0182)へ
23152
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0112
- 見出し:
- 共販所で木材初市 龍神村森林組合
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=224382
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
和歌山県田辺市の龍神村森林組合(真砂佳明組合長)木材共販所で10日、木材の初市が開かれた。
計1869立方メートルの木材が2778万1千円で競り落とされた。
1立方メートル当たりの平均価格は1万4864円で、昨年をやや下回った。
木材価格の低迷が続く中、同組合の関係者は「龍神材の需
要が高まるようアピールしていきたい」と話している。
市は1971年に始まり、624回目。
この日扱われたのはスギがほとんどで、全体の約8割を占めた。
ヒノキ、マツ、ケヤキ、モミも出品された。
初市に先立って、真砂組合長が「林業20+
件を取り巻く状況は厳しいが、ことしは辰(たつ)年で龍神村の年。
東日本大震災からの復興需要も本格的に始まると言われる。
龍神村森林組合一同、昇り竜の一年となるよう努力していきたい」とあいさつ。
来賓の庄堂琢磨副市長は「昨年5月には田辺市で全国植樹祭が開催され、紀州材、ひいては龍神材
の魅力を全国に発信するとともに、森づくりの機運を高めることができた。
今後も、森林の適切な維持管理による林業20+ 件振興を積極的に推進していきたい」と述べた。
この日は県内外の製材業者ら約50人の買い手が訪れ、正午ごろから競りがスタート。
競りを行う「振り子」が威勢のよい掛け声を上げながら並べられた木材の上を歩き、次々と値を掛けていった。
買い手は年輪や色つやなどを見定めながら、慎重に落札していった。
1立方メートル当たりで最も高値が付いたのは、スギ(長さ6メートル、末口38センチなど数本)で4万円、ヒノキ(長さ4メートル、末口44センチ)で11万円だった。
スギの1立方メートル当たりの平均価格は1万4118円で、昨年の初市と比べ2千円ほど下がった。
ヒノキは1万7794円で、昨年より2千円ほど上がった。
fff: