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2011年- 柔らかな木×革 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 同クラブの宮本孝会長(79)は「小松の里山の恵みを感じながら末永く使ってほしい 」と話した
23782
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0319
- 見出し:
- 柔らかな木×革、金沢発のバッグ「BOIS」が革新的
- 新聞名:
- ウォーカープラス
- 元UR(アドレス):
- http://news.walkerplus.com/2012/0316/20/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
マーブル模様やトラ柄の木目が美しいバッグや財布――、これらは“木目柄”を模したフェイクではない。
木工芸品製造販売の谷口(石川県金沢市)が手掛ける「BOIS(ボイス)」シリーズは、樹齢数百年の本物の「木」を「革」と組み合わせた革新的なコラボレーション商品なのだ
木や森を意味するフランス語の「BOIS(ボア)」にちなんで名付けられた同シリーズは、極薄にスライスした木材を牛革にミシンで縫い付けて製作。
水にぬれても染みにならず、自然の木で作られているため、使えば使うほど味が出てくるのが特徴だ
この「木」と「革」の奇跡のコラボを実現させたのは、木のエキスパートである谷口が開発した「柔らかな木」。
0.12~0.15mmの薄さにスライスした、サクラ、ヒノキといった木材の裏面に、特殊な接着剤で不織布を張り合わせて加工したものだ。
なんとこの木、折り曲げても割れず、縫製することもできるというから驚
きだ
昭和22年から国産木材を使って食器や家具、インテリア小物などの木製工芸品を製造してきた谷口。
食器やギフト品の需要が減少する中、「新たな事業の柱を作りたい」と10年ほど前から新商品の開発に乗り出した。
照明器具の傘に薄くはいだ木を張る技術がBOISシリーズのヒントとなり、強度の問題などを
クリアし“木と革”の商品を完成させた
2009年6月の販売開始から評判は上々。
2010年には石川ブランド優秀新製品認定企業62社の中から、新製品の特別賞も受賞した。
現在は女性用のバッグや財布にとどまらず、マウスパッドやUSBメモリ、ブックカバーなどラインナップは多岐にわたる。
価格はバッグが3万6750円から、財布が1万3650円から
。
首都圏の大手百貨店、金沢市と穴水町にある自社店舗、ネットショップで購入が可能だ
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