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2011年- 伝統の大工仕事を披露|木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- スープやかゆ状の離乳食をすくいやすい角度に、内側を緩く湾曲させた天然木材の食器なども用意している。
メルポックル=0942(65)9031
23518
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0217
- 見出し:
- カキ殻、土壌改良材で再利用
- 新聞名:
- 中国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202160031.html
- 写真:
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- 記事
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広島県は15日、カキ殻を土壌改良材として再利用する実験を始めた。
県の「瀬戸内・海の道構想」の関連事業で、東広島市黒瀬町の民有林で改良材を使って植林した。
カキ殻は、県産カキが味わえるかき小屋を展開する「オイスターロード事業」の店から出た殻を使う。
高温で焼いて粉砕したカキ殻と、県産間伐材で作った炭の粉を各100グラム、計200グラムずつ袋詰めし、苗木1本につき1袋与えた。
この日は、同町森林組合の職員10人が直径約30センチの穴に改良材を注ぎ、コナラやヤマモモなどの苗木計100本を植えた。
県は2カ月に1回、木の高さや幹の太さ、葉の付き方などを調査し、2、3年かけて事業化を検討する。
昨年5月から予備実験を続ける三次市の県立総合技術研究所林業技術センターによると、カキ殻はアルカリ性が強い炭酸カルシウムを多く含むため酸性に偏りがちな土壌を中和し病気にも強くなるという。
炭は土壌の通気性を高めて根の張りがよくなるとされる。
県は「これまで産業廃棄物として処理するしかなかったカキ殻を活用して森を育み、豊かな海づくりにつなげたい」としている。
【写真説明】カキ殻を使った土壌改良材を植林用の穴に注ぐ黒瀬町森林組合の職員
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