"
2011年- ママが開発、木製離乳食スプーン |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 23510
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0217
- 見出し:
- ママが開発、木製離乳食スプーン
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/287565
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
久留米市東町の中心商店街にある育児用品店「メルポックル」(秦佳代店主)が、生後6カ月前後の乳児を持つ母親5人とともに木製20+
件の離乳食スプーンを開発した。
母親たちと試作品を実際に使いながら意見を出し合い、3回の作り直しを経て完成させた。
商店街発のオリジナル商品として注目を集めそうだ
3児を育てる秦さんは昨年7月、育児中の母親から「赤ちゃんの食器は安心できる素材にこだわりたい」という声を聞き、オリジナル食器作りを企画。
店で積み木などのおもちゃを多く取り扱っていることから、開発第1弾は「ぬくもりを肌で感じられる素材」として天然木材のスプーン作りに取り組んだ
乳児の口に合う形状や角度など、スプーンのデザイン設計は久留米市西町の「木工房プロペラハウス」(工藤成樹代表)に依頼。
試作品ができるたびに「開発隊」の母親たちに持ち帰って使ってもらった上で、顔をつきあわせて改良点を話し合ってきた。
「柄が長い方が食べさせやすい」「赤ちゃんはスプーンを手に持ちたがり、自分で口に運ぼうとすることもある」といった意見から、お母さん用(長さ約16センチ)と赤ちゃん用(約14センチ)の2本セットとすることに。
国産の山桜で一つ一つ手作りしており、柄には名前も入れられる。
2本セットで税込み3465円(名入れは別途315円必要)。
包装は中心商店街内の障害者就労支援事業所「共に働く場 まちづくりワークショップ マリア」が担う。
秦さんは「出産祝いなどの贈り物にどうぞ」と話している。
fff: