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2011年-「日本の木材使って」 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- せは、文化財課=電0538(32)9699=へ
52475
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1222
- 見出し:
- 「日本の木材使って」 皆川・林野庁長官が港区立御成門小で
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/life/ecology/area/news/20111221ddlk13100214000c.html
- 写真:
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- 記事
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環境教育に力を入れる港区の区立御成門小学校で20日、林野庁の皆川芳嗣長官が国際森林年を記念した特別授業を行った。
日本や世界の森林の様子や木材利用の状況を紹介し、「日本の木材をたくさん使いましょう」と5年生37人に呼びかけた。
同庁によると、長官が小学校の教壇に立つのは前例
がないという。
授業のテーマは「身の回りでいっぱい木を使おう」。
皆川長官はパワーポイントを事前に用意し、分かりやすく説明した。
まず「世界の森林はどんどん減っているのに、日本は減っていない」と話し、戦前の山と戦後の同じ山の写真を示した。
伐採されて木が1本もない戦前の山が、戦後には緑に覆われている様子に子供たちは「えっ」と驚いた。
さらに「木の床の方が集中力が増し、インフルエンザにかかりにくいというデータもあります」「バスの床の中は木でできています」と語りかけた。
最後に「日本の山は間伐という手入れが必要です。
間伐をすれば、二酸化炭素の吸収が図られます。
みんなは木をもっと使ってください」と締めくくった。
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