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2011年- 笑顔広がる木彫り看板 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 52376
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1213
- 見出し:
- 笑顔広がる木彫り看板 能登青少年の家・松岡所長手作り
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20111211/CK2011121102000154.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
国立能登青少年交流の家(羽咋市柴垣町)に、松岡孝次所長(57)手作りの木製看板六枚が飾られ、温かい雰囲気を出している。
「利用者に手作りや木のぬくもりを感じてもらえれば」と松岡さんは話している。
(島崎勝弘)
四年前に前任地の静岡県御殿場市にある国立中央青少年交流の家に勤務していた時に、木材を教育に生かす取り組みをしていたNPO法人とともに共同で事業をしたことがきっかけだった
間伐材や廃材を利用し、特技の書道の技を生かし、字を書いて彫刻刀で彫り、墨を流し込んで看板や案内板を二十一点作ってきた。
昨年四月に能登に赴任してからも正面玄関の看板を手始めに六枚こしらえた
現在は交流の家を運営する青少年教育振興機構が進めている「早寝早起き朝ごはん」運動をPRする看板を製作中。
漫画家やなせたかしさん発案のキャラクターを写したものと、古代文字を記したものをセットで作っており、年明けに食堂に飾る予定
看板の材料はいずれも御殿場のNPOから送ってもらい、羽咋市内の官舎の一室で半年間、自然乾燥させる。
その後念入りに紙やすりをかけてから字をしたためる。
松岡さんは「休みの日は十五、六時間も作業している時もある。
利用者からも『誰が書かれたんですか』と聞かれる」と満足そうに話していた
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