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2011年- しらかば帳:炭焼きの季節 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- それは自然にもいいこと。
いつか気づいてもらえる時代が来ると信じています」
52167
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1121
- 見出し:
- しらかば帳:炭焼きの季節
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/nagano/news/20111118ddlk20070037000c.html
- 写真:
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- 記事
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今年の毎日農業記録賞で優秀賞(全国10編)に輝いた鶴岡一生さん(43)=上田市武石=が代表を務める「武石炭人会」が今年も炭焼きを始めた。
炭人会は失われゆく炭焼きの高度な技術を残す目的で発足し、今年も約1トンの木材から、約100キロの炭を焼き上げる予定という。
17日には、地元の小学生向けの体験教室を開き、武石小の3年生が炭焼きや林業などについて学んだ。
子供たちは真っ赤に焼ける炭火に歓声を上げ、焼きたてのジャガイモを両手で抱えながら頬張っていた。
炭人会のメンバーの一人は「毎年、小学生からお礼の手紙をもらうが、その中に『将来は自分も
炭焼きをしたい』と書いてくれる子がいる」と目を細める。
かつて炭焼きは農閑期の仕事として盛んだったが、現在では「不採算だ」と山中から煙が上がることはほとんどない。
しかし、武石に伝統の技を残す取り組みがあることに、心が温められる思いだ
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