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2011年-金沢ギンナン |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 51878
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1014
- 見出し:
- 知って 金沢ギンナン 生産組合 ブランド化でPR
- 新聞名:
- 中国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20111014/CK2011101402000153.html
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- 記事
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金沢ギンナン生産組合が、地元産に統一名を付けてブランド化に乗り出す。
出荷量が年々増加傾向にあり、将来的には商標登録なども検討する。
生産農家らは「まずは金沢で知ってもらいたい」と言い、地元でのPRを本格化させる。
(田嶋豊)
秋の気配が深まり、金沢市内の山あいではギンナンの収穫が本格化する。
小原町で約三百本のイチョウを管理する久保田保組合長(65)方の畑では、数日前から収穫を開始。
接ぎ木をして育てた木は四メートル前後に成長し、四~五年もすれば生産量はさらに上がるという
金沢森林組合などによると、ギンナンは市内一円の中山間地区九ヘクタールで栽培され、大粒わせの「喜平」や大粒中生の「久寿」などの品種を中心に年間約三トン前後が出荷されている
生産農家はそれぞれ中央卸売市場などに出荷するが、地元の消費拡大につながればと、命名案が浮上。
組合は山野之義市長に命名を打診し、二十二日に市庁舎前広場で開かれる「金沢の森と木フェア」で発表されることになった。
市林業振興協議会の支援を受け、パッケージデザインも併せて製作し
ており、販売時に活用していく
ギンナンはカロテンやビタミンCなどを含み、ミネラルも豊富。
適量を食せば、風邪や細菌などの感染症予防、動脈硬化や肥満予防、シミやシワ、ニキビ対策などにも効果があるとされる
ギンナンの生産量日本一を誇る愛知県稲沢市祖父江町では、地域団体商標「祖父江ぎんなん」として登録、全国にその名をはせる
久保田組合長は「地元で覚えてもらうことが大事。
売り場にもメッセージや知識を伝えていきたい」と話している
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