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ID:
51842
年:
2011
月日:
1012
見出し:
木工業は地域の誇り
新聞名:
Web家具新聞
元UR(アドレス):
http://www.kagu-news.com/1106/111011-hidatakayama.html
写真:
-
記事
「飛騨・高山新作家具展」多くの来場者で連日盛況 9月7日(水)から11日(日)の5日間にわたって、(協)飛騨木工連合会主催の「飛騨・高山 暮らしと家具の祭典2011」が開催された。
会期中は飛騨木工業界の未来を示唆するかのようなカラッとした秋晴れが続き、メイン会場の世界生活文化センターには、業界内外からたくさんの来場者が訪れ、コンベ ンションホールでの「新作家具展」を中心に、飛騨の匠の技を駆使した、高品質・ハイセンスな製品に酔いしれるとともに、「再生」をテーマに準備されたテーマブースを通し、飛騨木工業界について一層の理解を深められるような祭典となった。 テーマは「再生」 各社取り組む 今年の祭典のテーマは「再生」。
東日本大震災を経て、被災者と被災地の再生という思いを込めると同時に、飛騨木工業界がこれまで取り組んできた再生への軌跡、今後の取り組みをテーマとした。
森林保護や家具の再生(修理)、文化財保存などの活動を、テーマブースでのパネル展示や実演によって 発表、科学技術や情報だけが先走る現代社会において、人々が忘れつつある、自然とともに育んできた暮らしの「再生」を来場者に啓蒙した。 豊かな自然環境と、匠の技をまもり続けて来たからこそ出来る様々な取り組みは、飛騨高山が日本有数の家具産地であるという存在感を来場者に見せつけた。 優れた飛騨デザインの製品を発信(ミュージアム飛騨) もの作りの原点へ 「木」と交流 豊富な森林資源と「飛騨の匠」の優れた技で、木工業が主要な産業になっている岐阜県。
熟練した職人が、今なお数多く活躍していることはもちろんだが、次の世代においても、全国から木工技術を学びに来る人が後を絶たず、一部の伝統工芸を除き、後継者不足の心配はまずないだろうと業界関係者は言 う。
木工の魅力に取り憑かれた、下は10代から上は60代まで、あらゆる年代の人たちが美濃や飛騨の木工技術学校に集まってくる。
というのも、飛騨地方が、伝統の匠の技をベースに、最新の機械設備、最新の木工技術を有しているから。
とは言っても、まずはもの作りの原点に立ち帰り、昔ながらの手技を 通して、木の特性を理解しながら先人の知恵を辿ろうと、昨年から飛騨の老舗メーカーは、『グリーンウッドワーク』(生木の加工)を職人研修に取り入れ始めた。
今回の祭典では、岐阜県立森林文化アカデミーと各メーカーのベテラン職人の協力のもと、手と道具だけを使って生木を加工し、生活家具を製 作する過程を実演、必要な道具は、手近な材料で、人間の知恵と技で形にしていけるーー先人の創意工夫の歴史の再生とでも言えるだろうか。
木の温もりとシンプルな手作りの良さを伝えていた。 家具と共に生きる 心の再生へ 会場内には、「再生」をテーマに、椅子などの家具や建具(文化財)を修理・復元してみせるコーナーを常設、来場者が興味深げに見つめるなか、各メーカーの匠(ベテラン職人)たちが手際よく作業を進め、再生の工程を実演して見せた。
古くなったから切り捨てるのではなく、手を加え、家具をよみがえら せることは、ユーザーの家族や生活の想い出、家具に対する愛着や思い入れも同時に「再生」することに通じるーー家具とは単なる生活道具なのではなく、生活者とともに時を重ね、ともに生きていくものなのだと、改めて家具の奥深さを思い知ったような気がした。 熟練の技に来場者の視線は釘付け(「再生」ブース) 木工業は地域の誇り 若い世代も奮闘! 次の世代を担う地元企業の2代目・3代目で構成された青年部も飛騨・高山および業界を盛り上げる。
9月3日(土)から19日(月・祝)まで、「デザインシティー飛騨高山2011・ものづくりウィーク」と銘打ち、飛騨の家具の良さを伝えるイベントを高山市内を中心に多数開催し、観光客にアピール。
飛騨高山ま ちの博物館では、家具メーカーの若手によるデザインコンペ「匠DNA展」、市政記念館では木工房の会による「飛騨の工房家具新作展」(今回初)を実施、さらに、市内商店街では「匠の卵発見ツアー」として、高山あすなろ会、名古屋芸術大学の学生の作品をショーウィンドーに展示するなど、地域住民と 観光客がともに楽しめるような様々なイベントを企画し、祭典に彩りを添えた。 飛騨高山を愛し、木工業を誇りに思う地域住民と地元企業による年に一度の祭典は、〝匠の郷〟を訪れる観光客を交え大いに盛り上がった。 飛騨木工連合会 http://www.hidanokagu.jp/ fff:
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