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2011年- 被災地に木の癒やし |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51840
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1012
- 見出し:
- 被災地に木の癒やし/家具業者ら8団体贈る
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001110110007
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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県産木材でつくったベンチや木造施設を東日本大震災の被災地へ届ける取り組みを、家具業者など県内8団体が始めた。
被災地では集会所など共用施設が不足しており、林産物が豊富な大分らしい支援として県も後押ししている
仮設住宅団地での集会所などに使われる簡易ハウス6棟、あずまや7棟、ベンチ202脚を11月末までに岩手、宮城両県に届ける。
計12市町村の仮設住宅の団地周辺や公園などに設置される予定だ
震災後、「義援金のほかに、林業県らしい支援もしたい」と県内の業者などから声が上がっていた。
県は「被災地支援木造施設等設置事業」として今年度補正予算に3千万円を計上。
ベンチ1脚5万円、あずまや1棟130万円、簡易ハウス1棟180万円を上限に、加工費や輸送費など設置にかかる費用を
補助することにした
県が被災自治体に聞いたところ、震災から半年が経ち、仮設住宅はほぼできつつあるが、被災者が集会や交流をするための共用施設は不足していると言われたという。
被災地支援と同時に、県産木材アピールをすることもねらう
第1陣として、県森林組合連合会が県産スギでつくった木製ベンチ65脚が7日までに岩手・宮城両県に設置された。
県林業会館で9月30日にあった出発式では同連合会の高橋和博代表理事専務が「少しでも被災者のために役立ち、木の持つあたたかさが心の癒やしになることを祈念する」とあいさつした
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