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2011年- 低炭素社会 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 林業88 件科の加藤亮太さん(17)は「被災地の方々が亡くなった人の思い出などを大事にしながら、前を向いて進めるように、という願いを込めて作ります」と話していた
51527
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0908
- 見出し:
- 「低炭素社会」条例に
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110908-OYT8T00138.htm
- 写真:
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- 記事
-
五ヶ瀬町が議会提案
低炭素社会の実現を重点施策の一つに掲げている五ヶ瀬町は、「低炭素社会実現のための基本条例案」を策定し、開会中の9月定例会に提案した。
町や住民、事業者の役割や、目指す取り組みなどが盛り込まれている。
県環境森林課は「県内で低炭素社会に関する条例は聞いたことがない」と話して
いる。
(門岡裕介)
熊本県境にある五ヶ瀬町は平均標高が620メートルで、88・4%を森林が占める自然豊かな山間地。
条例案には、基本方針として「恵まれた自然環境を積極的に活用し、総合的な環境基盤整備と活力あるまちづくりを推進する」と掲げている。
さらに町の責務として、低炭素社会に向けた施策を策定することや、住民や事業者は自然環境への理解を深め、町の方針や施策に協力することなどが明記されている。
条例案に合わせて策定された実施計画では、地球温暖化の防止策や新エネルギーの導入などについて触れ、間伐材を有効利用するため、薪ストーブを使うことや、庁舎や家庭、事業所の照明のLED化の推進などを盛り込んだ
風力発電に取り組む事業所への協力や、小規模な水力発電装置の検討、庁舎や家庭での太陽光発電の促進、電気自動車の充電インフラの普及も目指す
町は県の事業を活用して、近く電気自動車と急速充電器を導入する。
電気自動車を町民に貸し出して意識調査を行い、来年度は太陽光で発電した電気を使った電気自動車の実証実験を検討している。
条例の有効期間は2021年3月31日までで、16日の採決で可決されれば、10月1日から施行される。
飯干辰己町長は「町が掲げる理念を条例として町民に提示し、低炭素社会への意識を高め、できることから一つひとつ確実に取り組んでいきたい」と話している
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