"2011年- 軍用飛行機のプロペラ |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    51493
    年:
    2011
    月日:
    0902
    見出し:
    木製プロペラ:軍用飛行機のプロペラ、生家に寄贈 若者の係累、消息求め
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mainichi.jp/area/akita/news/20110901ddlk05040036000c.html
    写真:
    -
    記事
    80年の歳月流れ、今も大切に保管--小坂の工藤義幸さん  昭和初期に陸軍航空に携わっていた小坂町の若者が、軍用機とみられる飛行機で故郷の上空を飛行した。
    飛行を記念し、若者は同型機のものとみられる木製プロペラを生家に贈った。
    80年以上の歳月が流れた今も、プロペラは生家で大切に保管されている。
    やがて若者は東京で他家の養子に入り、い つしか連絡が取れなくなったが、生家では若者の子どもたちなど係累の消息を求めている。
    【田村彦志】  捜しているのは、生家の跡を継ぐ同町小坂の工藤(旧姓田村)義幸さん(74)。
    プロペラは、義幸さんの妻、ケイ子さん(74)の叔父、工藤忠治さんから贈られたもの。
    プロペラには「ロ式(ローンエンジン)80馬力 第35号」「日本楽器製造株式会社(現ヤマハ)大正10年10月製作」と記されている。
    航空技 術博物館(千葉県芝山町)によると、このプロペラはフランスで設計され、国内で軍用機用に製造されたものという。  全長約3メートルの2翔プロペラだが、贈られたのはその半分。
    ケイ子さんの父で忠治さんの兄、礼治さんの他界後、義幸さんに受け継がれた。  義幸さんによると、忠治さんは軍人になり、20代前半の1929~30(昭和4~5)年ごろ小坂上空を飛行。
    当時は埼玉県の所沢飛行場を拠点とする陸軍航空に所属していたらしい。
    飛行の際は安全祈願のため、鹿角市毛馬内の月山神社奥の院にも同じ2翔プロペラを奉納したことが分かっている。
    義幸さ んは「故郷訪問飛行した折は、親類一同が水田にござを敷いて日の丸の旗を振ってにぎやかに祝ったと聞かされてきた」と話す  忠治さんはその後、東京都の立川飛行場航空部員となった。
    撮影日は不明だが、飛行機の前で撮った写真が残り、「故工藤忠治氏29歳」と記されている。
    しかし、立川市の三木栄吉さん方へ養子に入り、娘が2人でき、戦前には小坂へ遊びに来たということ以外は消息が分からなくなった。
    娘たちも連絡が 取れなくなった。  義幸さんは6月に同町の町立総合博物館郷土館であった「わが家のお宝展」で初めてプロペラを展示。
    話題を呼んだ。
    義幸さんは「私が元気なうちに」と連絡が取れるのを夢見ている fff:

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