"2011年- わたしのしごと 製材業 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    49482
    年:
    2011
    月日:
    0119
    見出し:
    和~歌~Worker:わたしのしごと 製材業 /和歌山
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20110118ddlk30070476000c.html
    写真:
    -
    記事
    需要減り、集成材が主流--堀長木材(すさみ町)経営・堀谷伸二さん(51)  <山の所有者が植えて育て、山から切り出した原木。
    製材業は、その四隅を木目に沿って切り落とし、角柱や板材にして出荷する>  ◆その原木が柱など建築物のどの部分に使えるか。
    頭の中で想像しながら仕入れ、電動のこぎりで角材や板材に製材して販売業者に卸します  <木材価格の低迷で経営は楽ではない>  ◆以前は一本の原木から丸々1本を取った芯がある木材が、天然無垢(むく)として住宅資材に重宝されました。
    しかし、クロス(壁紙)張りのような木材以外の材質が登場、鴨居(かもい)などがあった日本間も減少して、木の需要は減りました。
    住宅メーカーの間でも現在、何枚も貼り合わせて使う集成材が 、乾燥しても曲がりにくいため主流です。
    安価な輸入木材を使っているので、国内の製材業はなかなか苦しいところがあります  <行政も林業振興を図っている>  ◆以前、製材業は県内に約400ありましたが、今では150ほど。
    半数以上が年間出荷量1500立方メートル以下の零細企業で、当社では曲がったりフシのある通称「BC材」を主に扱い、集成材の部材にしています。
    県の「紀州材生産販売プラン」が想定する年間出荷量は、BC材が年間4万立方メート ルに対し、曲がりなどの欠点のない通称「A材」が19万立法メートルで、A材を紀州ブランドとして大都市へ販売することに力を入れています。
    BC材を扱う零細企業としては、木材の運搬費や設備投資の補助などに取り組んでほしいですね  <独自の工夫や努力も重ねている>  ◆木に愛着を持ってもらおうと、間伐材を使ったログハウス作りを若い世代に体験してもらっています。
    近畿職業能力開発大学(大阪府岸和田市)の学生らの研究・実験の教材用として間伐材を提供し、昨年11月下旬には県立潮岬青少年の家(串本町)で、小学生らと一緒にログハウスを手作りしました。
    私 の小学生時代の良き思い出は、殺伐としたコンクリートではなく、ぬくもりのある木造校舎です。
    木に接してもらうことで、林業の現状を伝えることも製材業の責務だと感じています fff:

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