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2011年- 名張のNPOが設 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51271
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0810
- 見出し:
- 木材乾燥室:名張のNPOが設置 「ペレット」用
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/mie/news/20110809ddlk24040335000c.html
- 写真:
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- 記事
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里山の環境保全活動に取り組む名張市のNPO「赤目の里山を育てる会」(伊井野雄二理事長)が、ボイラーの余熱を利用する木材乾燥室を設置した。
普及を進めている固形燃料「木質ペレット」用間伐材を約1カ月で乾燥させるという。
乾燥室は、床下に耐熱ホースを通した床暖房型で、室温は約50度。
高齢者福祉施設「デイサービス赤目の森」の風呂用ボイラーの余熱を再利用している。
ボイラーの燃料は木質ペレット。
障害者の就労支援施設「赤目の森作業所」の利用者らが約1カ月かけて作り上げた。
同会は5月、ペレットの増産に向け、1日300キロ以上生産できる高性能機械を導入。
ペレットに加工する間伐材は天日乾燥していたが、広い土地が必要な上、6~10カ月が必要だった。
乾燥室は、ペレット約4トン分の間伐材を収容できる。
伊井野理事長は「土地と時間の有効活用で、ペレットの増産が可能となった。
いずれはドライフルーツも作り、特産にしたい」と話している
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