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2011年- アートで町の活性化へ |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51076
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0722
- 見出し:
- アートで町の活性化へ、若手女性彫刻家4人が山北に移住
- 新聞名:
- カナロコ
- 元UR(アドレス):
- http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107210023/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
東京造形大を今春卒業した女性彫刻家4人が山北町に移住し、創作に励んでいる。
緑が多く、材料となる間伐65
件材が豊富な同町の環境にひかれ、町内のNPO法人が運営する工房を拠点に腕を磨いている。
4人は「環境は抜群。
見守ってくれる町の人たちのためにも作品を通じて活性化に貢献したい」と夢を描く
4人は、同大造形学部を3月に卒業した藤本英梨奈さん、中村春菜さん、佐藤美奈子さん=いずれも(22)=と、佐藤綾香さん(23)
創作の拠点は、地元企業が中心となって設立したNPO法人「ウッドボイス」の工房。
地元産木材を使った活性化策を模索する中で、2008年から同町山北の空き店舗を活用して工房を構え、若手芸術家に創作の場を提供している。
在学中から同工房を訪れ、作品づくりに励んできた4人は「素材となる木材がふんだんにあり、周囲の音を気にせず制作に打ち込める」と山北の魅力を実感。
同所で活動する彫刻家、蘭二朗さん(36)の勧めもあり、移住を決めた。
町から紹介された空き家や企業の社員寮などで生活している。
彫刻づくりに加え、アクセサリーや家具の製作にも挑戦している4人。
チェーンソーを使ったアートにも取り組んでおり、早速、今夏開催される「ASHIGARAアートプロジェクト」の一環で、足柄上地域にサインアートを200個制作する“仕事”が舞い込んだ。
佐藤綾香さんは「勉強することは多いが、思い描いた
通りに作品を作れるようになりたい」と意気込む
4人の移住は、人口減が進む中、定住促進に力を入れる町にとっても大きい。
町定住対策室によると、町の人口は1990年の1万4464人をピークに減少。
今年4月1日現在で1万1990人となっており、同対策室は「彫刻家として成功してもらうとともに、生活者としても根付いてもらい、山北に人を集める呼
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