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2011年- 木工工作キット |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 50700
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0609
- 見出し:
- 加賀谷木材 木工工作キット100種
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000261106080001
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
●加賀谷木材(津別町)
■ログハウス・楽器・恐竜…新作次々
ログハウスや野球のゲーム盤、帆船に自動車、ギター……。
これらはすべて加賀谷木材(津別町)が手がける木工工作キットの種類だ。
1980年代半ばに全国で初めて商品化したといい、商品数はいまや100種類。
つくったきっかけは、70年代のオイルショックだった
「オイルショック後の木材不況で、製材業者がバタバタ倒産した。
会社を救うため、無我夢中の営業で生まれた」。
加賀谷雅治社長(61)はこう振り返る
それまでの建築用製材中心の経営では生き残れない、と判断。
付加価値が高い加工商品をつくろうと、まずは高級割り箸を販促用にと地元の信用金庫に売り込んだ
この時出会った販促品専門会社から、富良野市の信金が教育積立金PRの販促品を考えていると聞き、「TVドラマ『北の国から』が当時人気で、ログハウス型の貯金箱の工作キットを考えた」。
85年に採用された。
これが生活雑貨・東急ハンズの担当者の目にとまり、東京の店頭に並んで人気が広がった
今では「ログハウス北の国シリーズ」となり、12種類の関連商品が生まれたベストセラーだ。
ほかにも続々と新商品を投入。
価格は900円からだが、年間売上高は会社全体の4分の1を占める1億7千万円に上り、収益の柱に成長した
工作キット商戦は、子どもたちの夏休みがある夏場が本番だ。
ここを狙って、前年秋から社長以下がアイデアを出し合い、2月に新商品を完成させる。
今年は「恐竜とドラゴン」。
ティラノサウルスやプテラノドンを登場させた
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