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2011年- 「自然学ぶ交流の場」 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 50449
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0513
- 見出し:
- 憩いの小屋 松木渓谷(足尾) あすオープン「自然学ぶ交流の場」
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110513/CK2011051302000068.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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日光市足尾町の松木渓谷一帯で森づくりの活動をしているNPO法人・森びとプロジェクト委員会(東京都)は14日、同渓谷に休憩小屋「遊働楽舎みちくさ」を開設する。
同会は「足尾の自然や歴史を学べる交流の場として、多くの人に立ち寄ってほしい」と期待を寄せている。
(小倉貞俊)
同会は自然環境の保護を目的に二〇〇四年に発足。
〇五年に銅山の煙害で緑が失われた足尾に着目し、ドングリから苗を育てて森林を回復させる取り組みをスタート。
昨年までの六年間に、ブナやコナラなど約三万本を植樹した
ここ数年、同会など各団体の植樹で緑がよみがえりつつあり、ハイカーや釣り人、環境学習に訪れる小中学生らが増加。
同会は「訪れた人同士が憩える場をつくろう」と、昨夏からメンバー約二十人で小屋の建設を進めてきた
小屋は約四十平方メートルのプレハブ。
内外装に間伐材を使い、ログハウス風の雰囲気を出している。
メンバーが常駐して訪問者にコーヒーを振る舞うほか、足尾の自然に関する書籍などを安価で販売。
自然散策会や紙飛行機大会などのイベントも開くといい、「子どもから大人まで一日中楽しめます」(
同会)
小屋の周囲には煙害で荒廃したままの山肌も残っており、同会の高橋佳夫副理事長(62)は「文明がもたらした負の部分も紹介しながら、自然と人間が共存することの大切さを伝えていきたい」と力を込める
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