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ID:
49850
年:
2011
月日:
0228
見出し:
秋田のスギ再興へ競争力 大型製材工場に県が10億円超補助
新聞名:
河北新報
元UR(アドレス):
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110228t45015.htm
写真:
【写真】
記事
秋田県は新年度、全国一の面積を誇るスギ人工林の活用に向けた取り組みを強化する。
目玉は秋田製材協同組合(秋田市)が計画する大型製材工場への補助で、当初予算案に10億8300万円を計上した。
戦後に大量植樹され、50年とされる伐採期を迎えつつある秋田のスギ。
国産材需要が高まり を見せる中、産地間競争を勝ち抜き、林業再興につなげたい考えだ。
(秋田総局・東野滋) ◎集成材てこ入れ国産材回帰光明安定供給が課題 <外材と価格差縮む> 県などの補助を受け、秋田市に建設される製材工場の総事業費は約23億円。
年間売り上げ目標29億5000万円、原木消費量約15万立方メートルの全国でも有数の規模となる 県林業木材産業課によると、九州や関東では既に国産材を使う大型製材工場の整備が進む一方、秋田は後れを取り製材品出荷量が減少している 沓沢了介課長は「規模拡大で低コスト化し、大量受注に応えられる態勢を整えなければ他の産地に負けてしまう」と説明する 新工場の特徴は、県産スギを使い、集成材の原材料となる板「ラミナ」を年間約4万立方メートル生産することだ 集成材の秋田の生産量は2008年、約23万3000立方メートルで全国シェアの約2割を占めた。
だが、その原材料の97%は外材に依存。
新工場は県産スギの消費拡大の役割を担う 背景には外材との価格差が以前より縮まり、消費者の環境保護意識の広がりで「住宅業界などに国産材回帰の動きが出ている」(業界関係者)ことがある。
国が09年12月、木材自給率50%を目標に掲げた「森林・林業再生プラン」を示したことにも強く後押しされている 集成材メーカー、菱秋木材(能代市)の秋元秀樹社長は「外材からの転換で生じるコスト増はある程度克服できる」とした上で、「大手住宅メーカーはまとまった量を注文するため、安定的にスギのラミナを供給できるかどうかが鍵になる」と指摘する 秋田製材協同組合の事業者が現在消費している原木は約5万立方メートル。
新工場が計画通りの規模を実現するには、残り約10万立方メートルのスギ生産拡大が必要になる計算 <環境整備が不可欠> 秋田のスギは樹齢30年ほどで間伐材として利用できるようになるが、木材価格の低迷で森林所有者が放置しているケースが多い。
森林・林業白書によると、1980年に2万2707円だったスギ1本の立木価格は、09年には2548円にまで急落した 森林所有者に利益を還元するには、作業の効率化によるコスト削減が不可欠。
施業の集約化や大型機械導入、林道・作業道の整備を進めることで一度に大量のスギを間伐し、搬出できるようにしなければならない 県は新年度、施業の集約化を計画する区域での間伐に対し、従来は捨てられていた未利用材を搬出する場合に1立方メートル当たり1000円の助成を始める。
スギをフル活用するのが狙いで、同時に林道・作業道整備を集中的に推進するなど、一体的な林業振興策を展開する フィデア総合研究所(山形市)の分析によると、大型製材工場建設に伴い62億4300万円の経済波及効果が生まれ、545人の雇用が創出されるという。
秋田の宝として脈々と受け継がれてきたスギに、大きな転機が訪れている。 [秋田県のスギ人工林]面積は全国一の約23万7000ヘクタール。
1969年から展開された1万ヘクタール造林運動などにより拡大した。
樹齢31~50年のスギが全面積の半分を超える約13万3000ヘクタールを占め、今後続々と伐採期に入る。
現在の「秋田杉」は一般的に人工林のスギを指し、秋田林 業の象徴的存在だった樹齢200年前後の「天然秋田杉」とは区別される。
天然秋田杉は2012年度末に国の供給が停止する fff:
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創業1911年
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