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2011年-吉野杉で「合格割箸」 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 最新作は、牛窓特産のオリーブ油を燃料に火を灯す照明器具「あかり」。
けやきの木をくりぬいて作った台に銅版の油を入れる皿をのせたシンプルなデザイン。
「造船技術もオリーブも地域に伝わる大切な資源。
地域に元気が出るような動き方をしたい」と笑顔で話した
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- 年:
- 2011
- 月日:
- 0217
- 見出し:
- 吉野杉で「合格割箸」 下市町、新たな製品続々開発
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/110216/nar11021601560003-n1.htm
- 写真:
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- 記事
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吉野杉を使った割りばしの産地として知られる下市町の町商工会などが、受験生向けの「合格割箸(かつばし)」や、ユニークな名刺入れなど新たな吉野杉製品を次々と開発した。
吉野杉の建材や割りばしの消費が低迷する中、新たな活用策を探る試みで、市場展開を目指す
同町は吉野杉を材料とする割りばし製造が盛んで、全国的に知られてきたが、輸入品などの増加で消費が低迷。
現在は杉の香りと木目の美しさが売りの高級品として生産されている。
こうした中、町商工会は平成22年度の国の支援事業として吉野杉や割りばしの製造技術を活用するプロジェクトに取り組むため、事業委員会を結成し、新たな製品を開発した。
「合格割箸」は割ると、「合格」を連想させる「五角」になる縁起のいいはしで、袋にも「合格祈願」と書かれている。
17日には受験を控える町立下市中学3年生にプレゼントする予定で、今後は商品化を目指すという。
また、杉の箱にはし30膳が入った「吉(きち)の箸」や杉のコースターなども試作。
杉で作ったユニークな名刺入れは軽量で使用時のPR効果も期待できるという。
事業委員会の熊谷禎弥委員長は「下市町として吉野杉を生かすプロジェクトで、割りばしの製造技術も活用しながら新たな商品にしたい」と話している
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