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ID:
49747
年:
2011
月日:
0216
見出し:
伊那の職人がおもちゃ手作り 新宿区が「贈り物」事業
新聞名:
信濃毎日新聞
元UR(アドレス):
http://www.shinmai.co.jp/news/20110216/KT110215GWI090015000022.htm
写真:
【写真】
記事
東京都新宿区は来年度、伊那市の木工職人が作った木のおもちゃを新生児に贈る事業を始める。
友好都市の縁で実現し、「伊那の森から贈り物」と銘打つ。
市は市内の木工業者の技術力をアピールするとともに、間伐材を材料にできないかも検討している。 新宿区子どもサービス課によると、積み木、ままごとセット、走る車など9種類から1種類を贈る。
本年度まで図書券1万円分を贈ってきたが、区内のNPO法人の提案で木のおもちゃに変更した。
同区で来年度に住民登録する新生児は約2300人とみており、区は初年度事業費を約2600万円と予定する。 市はNPO法人を通じて同区に市内の木工職人を紹介するなどして協力。
作り手の一人、同市高遠町の木工職人加藤慎一さん(44)は、車のおもちゃなどを材の種類や大きさを変えて何度も作り直したという。
「木のおもちゃは2、300年使える。
使い捨ての時代に愛着を持って遊んでほしい」と期待する。 同区は同市長谷の鹿嶺高原で間伐などの森林整備にも取り組む。
今回は高遠町の里山で採れたヒノキなどを材料にしているが、両市区は将来、同高原を中心に市内の間伐材をおもちゃに利用することも構想。
市耕地林務課は「木を通じて新宿区と長い付き合いをしたい。
搬出が進んでいない間伐材の 有効利用にもつなげたい」としている fff:
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