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- ID:
- 49193
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1217
- 見出し:
- 県産材、利用促進へ行動目標 県の検討委素案を提示
- 新聞名:
- 徳島新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/12/2010_129246246462.html
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- 記事
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林業振興策を話し合う徳島県の「第3回次世代林業プロジェクト検討委員会」が15日、徳島市内の徳島グランヴィリオホテルであり、県から「次世代林業プロジェクト」素案が示された。
今後4年間の行動計画を生産、加工、消費の3分野に分け、利用拡大に関する具体的目標を盛り込んだ
素案は川上、川中、川下に当たる林業生産、木材加工、木材消費の3分野に分類。
10年間で県産材の生産・消費量を倍増させるため、4年間の目標を20万立方メートルから28万立方メートルとした。
これまでの委員の提言を踏まえ、各分野で3項目の目標を設定。
▽効率のよい団地として現在30ヘクタール程度の間伐団地を主伐も対象にした300ヘクタールに大規模化▽流通体制づくりとして県産材情報提供システムの構築▽県産材利用促進のため、県民総ぐるみの「県産材倍増10UP運動推進
協議会」の設立-などを挙げた。
出席した21人の委員からは「県産杉の評価は他県で高い。
ブランド化を図るべきだ」「カーボンオフセットに関する視点も取り入れてほしい」といった意見が出された。
このほか、県は県産木材の利用量を倍増させる促進策などをまとめた「とくしま木材利用指針」の最終案を提示、委員会として了承した。
「とくしま木材利用指針」は年内に、「次世代林業プロジェクト」は年度内にそれぞれ計画を策定することにしている
【写真説明】県から示された次世代林業プロジェクト素案について話し合う委員=徳島市内の徳島グランヴィリオホテル
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