v11.0
- ID:
- も指摘されている
48944
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1203
- 見出し:
- 長さ70~80メートルか、木樋跡を発見 奈良・水落遺跡
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E0E2E1E18DE2E0E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000
- 写真:
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- 記事
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日本最古の水時計「漏刻」跡が見つかった水落遺跡(奈良県明日香村、7世紀中期)を調査中の奈良文化財研究所は2日、水を流す木製パイプ「木樋(もくひ)」を埋設した溝跡を発見したと発表した。
遺跡北側にある当時の迎賓館跡・石神遺跡まで、木樋が直線的に70~80メートル延びていた可能性が
高いという。
石神遺跡では、同様の溝跡とともに木樋(幅33~36センチ、高さ30~35センチ)が残存していたほか、噴水施設「須弥山(しゅみせん)石」も出土している。
漏刻から20メートルほど北を発掘し、南北に走る幅20~80センチの溝跡3本を発見。
うち2本が木樋の痕跡だった。
1本は水時計関連の銅管の痕跡とみられるが、途切れていた。
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