v11.0
- ID:
- ていく考え
48864
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1126
- 見出し:
- 宮崎空港に地元産杉のぬくもりと香り-保安検査場リニューアルで導入
- 新聞名:
- みんなの空港新聞
- 元UR(アドレス):
- http://airportnews.jp/headline/601/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
宮崎空港(宮崎県宮崎市)の手荷物検査場に11月9日、県特産の「飫肥(おび)杉」をふんだんに使ったゲートなどが設置された。
同空港の出発保安検査場のリニューアルに併せて利用者向けの設備とデザインを一新したもの。
ターミナルビルを管理運営する宮崎空港ビルが、杉の生産が日本一の同県の特色を生かし、空港利用者に木の持つぬくもりや香りがもたらす癒やし効果を提供しようと、県産木材の使用を発案した。
検査や金属探知が行われる場所にあるゲートには、西都市(さいとし)の山林から切り出された飫肥杉(おびすぎ)20本を使用。
そのうち4本が「百年杉」だという。
素材の美しさを生かすシンプルなデザインが特徴で、併せて県木「フェニックス」や県花「はまゆう」などをモチーフにしたステンドグラスも採用した
検査場の棚・テーブルなども可能な限り木質化し、全体のデザインを統一している。
同ビル広報担当者によると、リニューアル以降、空港利用者からは「そばに行くと杉の香りが漂い、雰囲気が明るくなった」などのコメントが届いているという。
「利用されるお客さまにとって、本来ストレスのたまる検査場が少しでも楽しい旅の思い出になれば」と同担当者
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