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    ID:
    48758
    年:
    2010
    月日:
    1119
    見出し:
    木工作家・土屋さん個展
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101118-OYT8T01055.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    県内で育った広葉樹と生漆で、ぬくもりを感じさせる木馬やランプを作り続けている木工作家、土屋拓三さん(73)(盛岡市玉山区)の個展「木馬と灯り」が12月2~6日、盛岡市菜園の「らら・いわて」で開かれる。
    土屋さんは「訪れる人たちが、樹齢100年以上の木や作品に出会えて良かったと思ってくれたら うれしい」と話している。  優しい揺れ心地の木馬やロッキングチェア、光をやわらかく変える卓上ランプなど約80点が並ぶ予定。
    作品に用いるのは、樹齢約100~150年のケヤキやミズナラ、クリの木を約20年乾燥させたもので、生漆を根気良く重ね塗りし、木目を生かして仕上げる。  土屋さんはかつて、東京で広告会社を経営し、CMディレクターとして活躍していた。
    終戦時、中国から引き揚げてくる船の中で、まだ乳飲み子だった妹を栄養失調で亡くしたことが強烈な体験となり、「豊かさこそが大切」と信じ、高度成長期に、時代の先頭に立って新製品を宣伝し続けた。  しかし、40歳を過ぎた頃、そうした生活に、むなしさを感じ始めた。
    「使い捨ての大量生産品ではなく、何世代にもわたって使ってもらえる作品を自分の手で作りたい」と決意し、48歳で当時の県立盛岡高等職業訓練校の木工科に入学。
    県内での永住を決めた。  ライフワークにしている木馬は、空を見上げていななく姿や、草原を駆け抜ける様子を表現したデザインで、「勇気を持って進む気持ちを伝えたい」という思いを込めた。
    「大人が乗っても楽しいものを」と、高さ1メートルを超す大人用も作る。  土屋さんは、「木馬やロッキングチェアに揺られ、ランプの下で本を広げるような、心の和む幸せな時間を感じてもらえたら」と話している。  午前10時~午後6時半(最終日は午後2時まで)。
    問い合わせは、らら・いわて(019・626・8178) fff:

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