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- ID:
- 48521
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1104
- 見出し:
- 木づかい倶楽部が始動 古座川産材で商品作り
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=199651
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- 記事
-
和歌山県古座川町で、異業種が協力して地域活性化を目指す「木づかい倶楽部」(橋本和士会長)が本格的に活動を始めた。
地元の木材84件を使っていすやテーブルを手作りしており、21日に町内で開かれる「古座川の秋まつり」で販売する。
会員は「古座川産材のアピールにつながれば。
助け合って心
温まる地域をつくりたい」と話している。
同会は昨年11月に発足。
会員は34~56歳の12人で、製材業、農業、土建業に携わる人や、森林組合、町役場、農協、県ふるさと定住センターの職員など
残材や廃材などを利用した商品を販売することで、古座川産材をアピールするのが目的。
今年10月に開かれた串本古座高校古座校舎の文化祭で、初めて商品を販売。
木彫りのマグネットや木のコースター、いす、テーブルなど約150点を販売し、予想を上回る7割ほどが売れた。
このほど開いた反省会では意見交換をした。
高齢者向けに作った小さないすが、座ったり立ったりする時に大変で、もう少し高くした方がいいことや、入浴剤用に販売した木材84件の切れ端を積み木用に売った方がいいなどの意見が出た。
古座川の秋まつりに向けて商品を作るため、1日には5人が集まって作業。
テーブルなどを協力して作った。
今回は、秋祭りまで時間がないため、一部買った角材も用いる。
週2回ほど集まり、文化祭の時より3割ほど多く制作する。
新たにまな板も作る予定
橋本会長(56)は「異業種が集まることで、いろいろな考え方が出る。
それらを一つにまとめていき、面白い活動ができれば」と話している
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