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- ID:
- 48443
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1029
- 見出し:
- 県産材普及へ女性建築士団結 滝沢の3人が設計集団
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101028_10
- 写真:
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- 記事
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岩手の木材を使った木造建築の良さを広めたい―。
滝沢村の女性建築士3人が設計集団「KUMU(クム)」として活動している。
木造の住宅設計を中心に手掛ける3人は「それぞれが培ったノウハウを公共施設などに生かしたい」と目標を語る。
「クム」はユニットや木を「組む」意味で命名。
メンバーは、大森典子建築設計事務所の大森典子さん(48)、かたぎしゆみえ建築設計事務所の片岸弓枝さん(35)、若葉デザイン一級建築士事務所の村上素子さん(44)
10月に滝沢村で行われたイベントでは、村上さんが在籍する東京大大学院の社会人コース「木造建築コース」で設計したフォリー(装飾用の建物)を展示。
木材の面白さを伝え、存在をアピールした。
4、5年前から交流が始まり、8月に「クム」を結成。
岩手の木材を使って公共施設を建てたいという共通の思いがきっかけだった。
村上さんは同大学院で木材の専門的な知識を勉強しており、片岸さんは断熱性能の優れた家造りに力を入れている。
大森さんはインテリアコーディネーターとしても活動するなど、それぞれの持ち味を生かし木造建築の可能性を模索している。
今後さらにネットワークを広げる予定。
「男女問わず、個性豊かなメンバーが集まってほしい」と3人。
相談会を開いて木造建築の情報を提供したり、それぞれの事務所で建てた住宅を案内するなど活動をPRしたいという
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