v11.0
- ID:
- 48081
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1008
- 見出し:
- 集落林業事業が活動開始 木材搬出の作業道ルートを選定
- 新聞名:
- 福井新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/24073_2.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
福井県が進めるコミュニティー(集落)林業の取り組みが7日、福井市南西俣町の南西俣木材27件生産組合(小林儀博組合長)で始まった。
木材を搬出する際に利用する作業道ルートを決めるための調査で、今後2、3年かけて作業道を整備、2011年度から本格的に伐採作業に入る。
集落林業の事業体としては県内第1号となる同組合は、森林所有者約30人で8月1日設立された。
対象となるのは約150ヘクタールの人工林。
今後数年間の伐採計画を策定し、計画的な木材生産を進めていく。
調査には同組合員、美山町森林組合、県の担当者ら約15人が参加。
集落内の山林に入り、衛星利用測位システム(GPS)を使いながら、作業道のルートを選定した。
幅約3メートルの作業道になると想定される場所にくいを打ち込んだほか、作業道にかかるエリア内のスギを伐採した。
調査は9日までで、約6キロの作業道ルートを決める。
10年度中に約1・5キロの作業道を整備し、11年度から本格的に間伐を中心とした伐採を実施していく。
作業は美山町森林組合に委託する。
木材27件の販売先は、今年7月に設立された「ふくい県産材供給センター」などを見込んでいる
fff: