v11.0
- ID:
- 47942
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0930
- 見出し:
- 岩谷堂箪笥の技に驚き 奥州・伊手小が工芸士に学ぶ
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwate-np.co.jp/school/school/201009/s201009291.html
- 写真:
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- 記事
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奥州市江刺区の岩谷堂箪笥(たんす)生産協同組合(三品健悦理事長)は28日、同区の伊手小で出前授業を行った。
伝統工芸士が職人技を間近で披露し、児童に岩谷堂箪笥の良さを伝えた。
4、5年生32人が参加。
同組合の伝統工芸士4人が彫金と木工の製作工程を実演した。
鉄板にたがね(のみの一種)を打ち込む体験をした佐藤凜玖(りく)君(5年)は「非常に難しかった。
あらためて職人技のすごさに驚いた」と感心していた。
木材のかんな削りを体験した渡辺麻尋さん(4年)は「初めての体験。
木目がきれいで楽しかった」と興味を示した。
最後に児童全員できり箱の小物入れを作った。
岩谷堂箪笥について講演した同箪笥伝統工芸士会の菊池広志会長は「約230年間受け継がれてきた岩谷堂箪笥に興味を持ってもらい、ここから伝統工芸士が育ってほしい」と願った。
同組合による出前授業は10年目。
今年は区内の3小学校で行われる
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