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    ID:
    47822
    年:
    2010
    月日:
    0924
    見出し:
    埋もれ木:建材に使い本堂新築
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100922ddlk04040096000c.html
    写真:
    -
    記事
    大崎市古川の曹洞宗龍昌寺(北川宏峰住職)で、巨大なケヤキの「埋もれ木」を建材に使った新本堂が2年ぶりに完成した。
    ケヤキは樹齢約1200年で、縄文時代晩期の2450年前(プラスマイナス80年)に土中に埋もれたとの年代測定が出ている。
    縄文の木が現役の建築材として使われたのは珍しい  埋もれ木のケヤキは本堂内陣の大型須彌壇(しゅみだん)や大隅柱(おおすみばしら)、天井の梁(はり)・格子、床材、祈祷(きとう)額、賀詞を記した聯(れん)などに使用され、黒い光彩を放っている。  1991年に旧桃生町(石巻市桃生)の民地で出土。
    根方の直径1・65メートル、樹高は20メートル以上だったという。
    当時、同町の依頼で日本アイソトープ協会(東京都文京区)が放射性炭素年代を測定。
    それによると、ケヤキは縄文後期の3700年前ごろに芽生えて成長し、1200年後の晩期に埋もれ たとみられる。  埋もれ木の存在を知った北川さんが所有者から本堂の建て替え材にと、根方から高さ10メートル部分を購入した。
    表側は汚れが目立ったが、内部は硬く強度的な問題はなかった。
    隅柱は30センチ角で高さ5メートルのサイズが取れた。
    「縄文の命が宿る材に出合えたのは幸せ」と北川さんは話す  埋もれ木は水中や火山灰に埋もれ炭化して黒褐色に硬くなった亜炭の1種。
    宮城県で多く産出され仙台箪笥(たんす)の材料にもなるが、柱や梁材など建築材としての利用は珍しい。
    世界的にも最古級の木材ではないかとの見立てもある。 fff:

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