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- ID:
- 47626
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0908
- 見出し:
- サンマはやっぱり備長炭で
- 新聞名:
- 日高新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2010/09/post-2870.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
みなべ町備長炭生産者組合 (原正昭組合長) は5日に東京で催された目黒さんま祭りに初めて参加し、 燃料に備長炭を提供して協力した。
サンマ、 大根、 すだちなど名産地からの提供品に仲間入りし、 紀州備長炭でサンマ7000匹を焼き上げて無料で来場者に振る舞った。
関係者からは
「紀州備長炭は火力が強く火持ちもいい。
最高の味に焼き上がった」 と好評だった。
同祭りは古典落語 「目黒のさんま」 がきっかけで毎年開催されている大イベント。
燃料はいままでおが炭を使っていたが、 町備長炭生産者組合が 「サンマを焼くなら紀州備長炭がいい。
ぜひ燃料として使ってもらいたい」 と主催の品川区目黒駅前商店街振興組合に申し出たところ、
快諾を受けて今回の参加となった。
祭りに使用した食材はいずれも全国の一流産地の品で、 サンマは岩手県宮古漁港直送、 すだちは徳島県神山町産、 大根おろしに使う大根は栃木県那須塩原市高林産。
それに紀州備長炭が加わった。
当日は町備長炭生産者組合、 森林組合、 観光協会から27人が備長炭150㌔を持参して上京。
火をおこしたりサンマを焼いたりと運営に協力した。
会場には約3万人が来場し、 1・2㌔に及ぶ大行列ができるほどの盛況ぶり。
来場者らは長時間待っておいしく焼き上げたサンマを味わい、
「一流産地の食材や燃料を使ったサンマはやっぱりおいしい」 と笑顔ではしを進めていた。
祭りの運営関係者らも 「昨年はおが炭を使って6000匹を焼いたが、 ことしは1000匹多い7000匹を焼いたにもかかわらず時間が去年よりも短く済んだ。
備長炭の火力の強さや火持ちするという特徴が生かされた。
焼き上がったサンマの味もいい」 と話していた。
このほか会場内のブースでは特産の梅干しも販売してPR。
担当の町産業課では 「備長炭と梅の両方がアピールできた」 と話していた
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