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    ID:
    47574
    年:
    2010
    月日:
    0903
    見出し:
    国産木材パネルで囲い
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100904-OYT8T00129.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    材パネルで鉄筋コンクリート製ビルを囲うことで「ヒートアイランド現象」を緩和させる実証実験を、府や府木材連合会など産官学でつくる対策協議会が近く、大阪市西区のビルで始める。
    温度の変化などを測定し、実用化に向けた工法を検証。
    国産材を普及させる狙いもある。  ヒートアイランド現象は、都市部で、地表面がアスファルトで覆われているほか、クーラーや車の排熱などで気温が上昇する現象。
    コンクリートは日中に熱をためやすく、夜にゆっくりと放出するため、夜間の温度上昇につながるとされる。
    そこで、外壁を熱容量の小さな木材で覆うことで、ビルの熱のためこみ や放出を緩和する効果が見込まれている。  府などが昨秋、同市北区中之島で行った実験では、木材パネルを張った川の護岸壁は、張られていない部分よりも約3度温度が低かったという。  このため、木材を温暖化対策に利用しようと、今年1月、府や大阪市、大阪大学、同市内の木材会社などが「国産材を活用したヒートアイランド対策協議会」(代表幹事、水野稔・大阪大名誉教授)を結成。
    コンクリートの小屋に木材を張るなどして実験してきた。  今回の実証実験では、同市西区の大阪木材会館の6階建て鉄筋コンクリートビル南側の壁約500平方メートルを利用。
    防腐、難燃処理した国産のスギを使い、羽板型など6種類のパネルで壁面を覆う。  9月中は、パネルで覆った約125平方メートルと、覆われていない部分との温度の変化や、パネルの形状を変えたり、格子状に設置するなど張り方を変えたりして違いを比較。
    さらに12月末までに全面を覆い、冬場での状況も測定しながら来年にかけて検証を進める。  同協議会は「温度削減効果が実証され、国産材の利用が進めば、国内の林業振興にもつながる」と話している fff:

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