v10.0
- ID:
- 待できる」と話している
47404
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0825
- 見出し:
- 杉の階段板、キッズデザイン賞…鳥取「サカモト」
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://osaka.yomiuri.co.jp/re-eco/news/20100824-OYO8T00264.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
美しさと安全性、両立
木目を浮き立たせ、美しさと滑りにくさを両立させた階段板（県提供）
鳥取県智頭町の木材加工「サカモト」が開発した杉の階段板「うづくり仕上げ」が、子どもの安全や健やかな成長に役立つ製品を顕彰する今年の「キッズデザイン賞」（ＮＰＯ法人・キッズデザイン協議会主催）に選ばれた。
県内製品の受賞は初めて
「うづくり仕上げ」は、板の軟らかい部分を薄くそぎ落とし、堅い木目を浮き立たせる加工技術。
サカモトは、県産業技術センターのアドバイスを受け、木目がまっすぐな杉材を使った階段板に応用。
美しさとともに滑り止めの効果をつけることを狙った。
０７、０８年度には、県林業試験場や鳥取大医学部などと共同で、滑りにくさや感触を確かめる実験を実施。
市販の床材と比べて「滑りにくい」「感触が気持ちよい」との反響が得られたという。
サカモトは、この実験結果を添えて同賞に応募。
大人を含めた生活者の安全に役立つ「ユニバーサルセーフティ部門」で受賞作３５点の一つに選ばれた。
サカモトの田川哲也・営業部長は「手入れが行き届いた智頭杉だからこそ、木目がまっすぐで節目のない階段板が作れ、滑り止め効果も期待できる。
品質の良さを全国にアピールする商品として、大都市圏での販路を拡大したい」と話している
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