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- ID:
- 47362
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0823
- 見出し:
- 木や動物 命のつながり知って 道開拓記念館で特別展
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/247738.html
- 写真:
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- 記事
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札幌市厚別区の北海道開拓記念館で、特別展「どんぐりコロコロ-どんぐりからつながる多くのいのち-」が開かれている。
会場には、落ち葉の下から虫たちと同じ目線で見られるユニークな迷路も設けられ、子供たちでにぎわっている。
ドングリは、ブナ科の樹木の乾いた実の総称。
北海道の木を代表するミズナラや、クリの実もドングリだ
展示が伝えるのは、ドングリを中心とした命のつながりの大きさ。
会場には実を食べる大小の動物、木の樹液を吸う昆虫、それらを捕食したり、ふんを利用したりする生き物のはく製や標本が並ぶ
人間との長く、深い関係についても説明。
縄文時代から実を食べ、材木をそりや家具の材料として利用してきた歴史を紹介している。
目玉は、中央に設置された「落ち葉の下の世界」。
段ボールアートの専門家が作成した1メートル~5メートルの大きさのムカデやダンゴムシなどを展示し、その下に迷路が作られている。
途中に突き出た透明のドーム部分から、“虫の目”でこれらの作品を見ることができる。
同記念館の堀繁久学芸員は「観覧後は、ぜひ自分の目で、ドングリと生き物を見に行ってほしい」と話している。
11月3日まで。
特別展の料金は一般500円、大学生・高校生170円、中学生・小学生80円。
(片岡麻衣子)
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