v11.0
- ID:
- 47364
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0823
- 見出し:
- 木材の魅力 児童にPR 日田JC 無償で内壁張り替え 地元産杉板使用
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/192221
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
日田市の木材産業関係団体でつくる日田青年林業会議所(野村晋二理事長)が、将来の日田を担う子どもたちに木材の魅力を伝え、木材産業の「サポーター」になってもらおうという取り組みを始めた。
第1弾として20日、同市小迫の朝日小(立花五月校長、118人)で、保健室のモルタル壁を日田産の杉
板に張り替える工事を無償で行い、登校日だった全校児童に見学させた。
同会議所は台風で甚大な風倒木被害に遭った翌年の1992年、原木生産、林業労働、製材、建築など8団体で結成。
木造住宅着工数の減少や輸入木材増加など逆風が続く中、国産木材の需要増を図る活動を続けている。
今回の取り組みは、子どもたちが本物の木材に触れる機会が減っていることから企画。
保健室の内装を無償で木質化し、実際の使い心地を体験させて、木の良さを実感してもらう狙いだ。
同会議所は市教委との協議や現地調査で候補を絞り、希望を募って実施校を決めた。
朝日小では19日、会議所のメンバー7人が保健室のモルタル壁を外すなどして準備。
20日は会議所顧問の佐藤学さん(47)が全校児童に木の特長を説明し「実際に手で触って木の良さを感じてほしい」と呼び掛けた。
2人が杉板を張る作業をし、見学した児童たちは「木の香りがする」などと話していた。
会議所は本年度中に南部中でも実施する。
その後は、行政の対応を見ながら検討するという
fff: