v11.0
- ID:
- 飼い主のみなさん、おもちゃで犬と一緒におもいっきり遊びましょう
45868
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0503
- 見出し:
- 「丸木舟」を制作 木工のまちPR 鹿沼の加藤さん
- 新聞名:
- 下野新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shimotsuke.co.jp/town/life/hobby/news/20100504/317995
- 写真:
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- 記事
-
見野の農業加藤精久さん(66)が自宅で丸木舟を制作した。
5カ月ほど前に伐採した近所の木を活用、少しずつ手を加え最近ようやく完成した。
全長約1・8メートル、幅約60センチ、太古の人々の力強さをしのばせる、シンプルで素朴な味わいのある形状で、自宅前がコースの一部となる「鹿沼さつきマラソン
」(5月9日)の際、門前に飾ってランナーを元気づけたいという。
加藤さんは以前から、器用さを生かして各種の木工細工を自作。
また頼まれて周辺の山林を手入れすることもあり、伐採した竹や木は自治会の「どんど焼き」などの用途に使ってきた。
昨年末、近所の大出二郎さん(78)から「日当たりを良くするため敷地のミズキを切って」と頼まれ、直径が最大80センチを超える大きな木を伐採。
その際「県庁にあるトチノキ製丸木舟の新聞記事を思い出し、自分も作ってみようと思った」と話す
加藤さんは伐採現場で木を縦に切るなどして自宅ガレージに搬送、仕上げを進めた。
「ミズキは細工しやすいが、木の曲がりや膨らみを残したまま舟の形を整えるのが大変だった」という。
舟は実際に水に浮かべるわけではなく、台車に載せて孫の遊び道具にする予定。
だがその前に、毎年見守っているさつきマラソンの“応援グッズ“として自宅門前に飾ることにした。
「木工のまち鹿沼のPR。
『ガンバレ宝舟』と命名した」と加藤さん。
レース当日を楽しみにしている
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