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- ID:
- 47120
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0805
- 見出し:
- サラワクの南洋木材供給が不足、多雨の影響で伐採進まず
- 新聞名:
- アジア エックス
- 元UR(アドレス):
- http://www.asiax.biz/news/2010/08/06-081130.php
- 写真:
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- 記事
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サラワク州における多雨の影響で伐採活動に影響が出ており、南洋木材の供給が不足している。
サラワク州木材協会(STA)のウォン・キーイック会長によると、通年は乾季である今の時期に、同州内陸部の森林で降雨が多いのは珍しいという。
伐採活動への影響で供給が不足し、木材価格も上昇する傾向にあるという。
サラワク州政府は州内の木材生産量の40%のみの輸出を許可しており、残りの60%は木材加工工場向けとなっている。
同州では今年初頭の乾燥気象が影響し、カピット・バラム地域から川を使った木材の運び出しができなくなり大きく影響を受けた。
サラワク州木材産業開発公社(STIDC)の発表によると、サラワク州は今年上期に9億7,400万リンギ(約263億円)相当の木材を輸出。
前年同期の7億9,400万リンギ(約215億円)相当からは増加している。
主な輸出先は全体の60%を占めるインドで、次いで中国への木材輸出が多いという。
上期に輸出された
合板は
19.5億リンギ(約527億円)相当で、前年同期の14.6億リンギ(約395億円)から増加した。
日本へは9億3,900万リンギ(約254億円)相当の合板が輸出された。
日本向けの合板の輸出量は円高を受けて3月以降増加傾向にあるという。
今年後半は原料となる木材供給不足と労働力の不足を受け、輸出量は減
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