v11.0
- ID:
- 少すると見られている
47133
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0805
- 見出し:
- 家具版「匠の蔵」プロジェクト始動 諸富家具
- 新聞名:
- 佐賀新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1699850.article.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
諸富家具振興協同組合(樺島雄大理事長)が、”家具版匠の蔵プロジェクト“をスタートさせた。
大ヒットした有田焼卸団地協同組合のブランド食器「匠の蔵」の成功を参考に、オリジナル家具をメーカー6社が共同開発する。
「一つの形に数十種類の加飾」「共同デザイン」という手法を踏襲し、モダンなチェス
トなど5品目の試作品を12月まで完成させる。
1月の大川家具新春展での発表を目指す
開発するのはチェスト、いす、テレビボード、テーブル、木製小物。
各社の社長やデザイナーらがアイデアを出し合い、10月までにデザインを決定する。
共通の形にすることで加工コストを抑える効果もあるという。
各社が特色を出すのは外装材。
無垢(むく)材や合板を選び、得意とする塗装技術でバラエティ豊かに仕上げる。
手ごろなものから高級品までそろえ、消費者に選べる楽しさを伝える。
同組合の展示場やインターネットモールで販売し、価格は数万円から数十万円までを予定している。
「匠の蔵」は、2005年に始まった有田焼の商工連携プロジェクトで焼酎グラス、カレー皿など5アイテムを開発。
累計出荷量が6月末現在で60万個の大ヒット商品となっている。
諸富家具振興協同組合のオリジナル家具を作るのは初めてで、全国でも例がない試みという。
ブランド名は今後決定する。
樺島理事長は「諸富でしか作れない機能、他産地がまねできない技術を使った家具にしたい。
みんなで力を合わせてヒット商品を生み出す」と決意を語る
fff: