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ID:
この緩やかなカープは、手触りが滑らかで心地よくなっただけでなく、デザインとしても洗練されて、おしゃれな仕上がりになりました 46488
年:
2010
月日:
0619
見出し:
「木と香のアクセサリー」作り進んでいます!(1)オークヴィレッジってどんなところ
新聞名:
読売新聞
元UR(アドレス):
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/shopping/labo/20100616-OYT8T00359.htm
写真:
【写真】
記事
「木とアロマを生かしたオリジナルアクセサリー」にご意見をありがとうございます。
皆様のご意見を形にしようと試作を重ねています。
ほぼ試作品が完成、との待ちに待った便りが届き、さっそく岐阜県・飛騨高山にあるオークヴィレッジを訪ねました。 子ども1人、ドングリ1粒 オークヴィレッジは森の中 東京から飛騨高山までは、名古屋で「ワイドビューひだ」に乗り換え約2時間20分。
車窓に目に優しく新緑が広がります 高山駅に着くと、発言小町「『木とアロマ』でオリジナルアクセサリーを作りませんか!」のトピ主でもある宇佐美さんが出迎えてくれました。
オークヴィレッジまで車で走ること約20分。
そこには川のせせらぎと小鳥のさえずり。
新緑がにおいたつようで、さわやかな空気を思わず深呼吸。
あー、おいしい! 敷地内を流れる小川のせせらぎ 「どうしても川が流れている場所にしたかった。
今は若葉が芽吹き、葉が硬くなる前の一番いい季節です」と代表の稲本正さんが出迎えてくれました。
「敷地の広さは5万~6万坪。
正確にはよく覚えていないけれど、それで困ったことないなあ(笑)」。
この広大な敷地内に、展示室、様々な建物が点在して、それ ぞれの作業をしています 広大な敷地に施設が点在するオークヴィレッジ オークヴィレッジは1974年、稲本さんが仲間とともに設立した組織です。
創設時から「木」という再生可能資源で持続可能な循環型社会の実現を目指して3つの理念を掲げています ・100年かかって育った木は100年使えるモノに(循環型社会を目指したモノ造り) ・お椀から建物まで(木の文化の再構築) ・子ども一人、ドングリ一粒(豊かな森林を未来の子どもたちに) 無垢材から生まれた木工品が並ぶショールーム「ハート・オブ・オーク」 「日本は国土の68%が森林。
しかも、木造建築は法隆寺までさかのぼる歴史と世界に誇る技を持っている。
木は手入れをして再生すれば、いつまでも繰り返して使える、唯一の再生可能な資源」と稲本さんが森の大切さを語ります 目の前に青々とした葉を茂らせる桜は、創設時に植えた苗木が育ったもの。
まっすぐ空に向かって伸びるモミの木は、稲本さんの子供たちが植えたクリスマスツリーだそうです(三男の弾さんは、現在オークヴィレッジ営業企画部勤務) 約30年で木がこんなにも育つとは--。
子ども1人1人がドングリ1粒ずつ植えたとしたら、資源のない日本どころか、再生可能な資源がどれだけ豊かに育つことか、と知らされました。 100年かかって育った木は100年使えるモノに 伝統的な「蟻桟」工法を説明する稲本さん ショールーム「ハート・オブ・オーク」には、木工品が所狭しと並んでいます。
いずれも無垢の木から作られた製品。
時計や机、本棚などどれも木のぬくもりがあふれています。
さらに、階下に足を運ぶと、見事な1枚板の机が並んでいました。 稲本さんが「蟻桟」(ありざん)という工法を説明してくれました。
天板の裏に溝を彫り、この溝に桟をはめて木をしっかり固定しつつ、天板が反り返るのを防ぐ--釘をいっさい使わない伝統的な工法だそうです 漆も日本古来の伝統技法 樹齢何十年、ときには約100年もの見事な無垢の板を蟻桟で仕上げた家具は、何十年使っても壊れない。
「すでに世代を超えて使っている人もいる」(稲本さん)とのこと 隣接する「森の博物館」には、樹齢600年の切り株はじめ木にまつわる様々な品が展示され、イチローや松井秀喜選手のバットになり損ねた木材から生まれたストラップは、野球少年たちのお守りとして喜ばれているそうです 日本の民家の建築技法も伝承している このほか、漆工房「漆師屋」もあれば、伝統工法による家づくりを請け負う「オークヴィレッジ木造建築研究所」も敷地内に点在しています。
工房という物作りの場と同時に、伝統技法を守り、後継者を育てる場にもなっているのが印象的でした fff:
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