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- ID:
- 46171
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0528
- 見出し:
- 塗料:木材の良さ生かしたい 米ぬか油で心地よく 愛農学園農高、新校舎床に
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/mie/news/20100529ddlk24100331000c.html
- 写真:
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- 記事
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伊賀市別府の愛農学園農業高校(奥田信夫校長)の1、3年生24人が28日、建設中の新校舎の床に、米ぬか油から作られた塗料を塗った。
品田茂・同校企画経営室長は「米ぬか油の塗料を使った校舎は珍しいと思う。
伝統的な自然塗料を通じて、木材の良さを感じてほしい」と話している。
現校舎は1964年に建てられた。
老朽化や耐震強度不足のため、現在の柱などを生かしながら、居心地の良い校舎を造ろうと、3月から再生工事をしている。
この日の作業で、教室や職員室など西側半分が完成。
来月から一部を使い始める。
完成は10月末の予定
新校舎は生徒と教職員の意見を取り入れた。
県内産の杉やヒノキを使ったり、太陽光で暖房換気をするなど、環境に配慮している。
床や壁に使う塗料についても「石油系のワックスだとピカピカして木材の良さがでない」などの意見が出たため、石川県の業者が作っている自然塗料を選んだ。
生徒たちは木
目に沿って丁寧に、塗料をヒノキの床や教壇に擦り込んだ
1年の藤岡英美さん(15)は「普通の学校ではなかなかできない体験。
校舎を傷つけるのがもったいない」と話した
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