ID : 2348
公開日 : 2006年 12月24日
タイトル
臼削る音 集落に響く 増穂町
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2006/12/24/22.html
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元urltop:
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写真:
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昔ながらの手法で臼作りを続ける深沢俊人さん=増穂町平林
正月シーズンを前に、山梨県穂町平林地区で臼作りが進んでいる。職人の深沢俊人さん(78)は連日作業に追われていて、「コツン、コツン」と木を削る音が静かな集落に響き渡っている。
臼作りは、直径四十五-五十センチのケヤキを輪切りにし、木の皮をチェーンソーで切った後、のみを振り下ろして木の内側を粗彫りする。最後にカンナをかけ、表面を仕上げて完成。すべて手作業であるため、一つ
を作るのに二日間はかかるという。
毎年、深沢さんには全国から十個前後の注文があり、今年は十二、三個を制作する予定。一つ七万五千円前後で販売する。
深沢さんは臼作り五十年以上のベテラン職人。同地区はかつて臼作りが盛んだったが、現在は職人が深沢さんを含めて三人に減ったという。「寂しい気持ちがするが、自分はできるうちは続けたい」と深沢さんは話して
いる。
正月シーズンを前に、増穂町平林地区で臼作りが進んでいる。職人の深沢俊人さん(78)は連日作業に追われていて、「コツン、コツン」と木を削る音が静かな集落に響き渡っている。
臼作りは、直径四十五-五十センチのケヤキを輪切りにし、木の皮をチェーンソーで切った後、のみを振り下ろして木の内側を粗彫りする。最後にカンナをかけ、表面を仕上げて完成。すべて手作業であるため、一つ
を作るのに二日間はかかるという。
毎年、深沢さんには全国から十個前後の注文があり、今年は十二、三個を制作する予定。一つ七万五千円前後で販売する。
深沢さんは臼作り五十年以上のベテラン職人。同地区はかつて臼作りが盛んだったが、現在は職人が深沢さんを含めて三人に減ったという。「寂しい気持ちがするが、自分はできるうちは続けたい」と深沢さんは話して
いる。
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