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伊達市錦町の小松建設(小松幸雄社長)が代表を務める「藍杜(あいもり)の家ネットワーク」が、2010年版「顔の見える木材での家づくり」グループ50選に入った。道産材にこだわった木造注文住宅の提供を通し、顧客
満足と地域への貢献を追求する取り組みが評価された。
財団法人日本住宅・木材技術センター(東京)が国産材、地域の自然素材を多用した家づくりを進める企業集団を選定。09年に30選、10年に20選を追加し、全国50選とした。道内からは10年選定で藍杜の家ネット
ワークなど2団体が選ばれた。
小松建設は2000年4月、下川町森林組合、苫小牧市の佐藤木材工業などと連携し、同ネットワークを構築。下川町産のカラマツ材にこだわり、むく材、集成材、三層パネルなどに加工して同社施工の住宅建材にしてい
る。
小松社長は「外材を多用せず、地域材を活用することで、地域産業の振興、森林整備が図られる」と話す。生産履歴も分かるため、建て主には安心、安全な住まいへの信頼感が高まる。
「施工業者はその期待に応えるため、一層の品質向上を目指すようになる」と説明。「50選入りを機に、道産材へのこだわりをさらに徹底し、お客さまに喜ばれる家づくりに力を入れていく」と決意を新たにしている。+/
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