ID : 15262
公開日 : 2010年 3月 6日
タイトル
弁吉の噴水模型寄贈 金沢・からくり記念館に
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20100308103.htm
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元urltop:
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写真:
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大阪府柏原市の木型師西口邦夫さん(67)が7日、金沢市の県金沢港大野からくり記 念館に、大野に住んだ幕末の科学者大野弁吉が作ったと伝わる木製の「自噴水」模型2種
類を寄贈した。一つは内部の構造が分かるよう工夫が凝らされており、同館は弁吉の功績 を伝える模型として4月から展示する。噴水の実演も予定し、来館者にものづくりへの興
味を喚起する同館の「名物」の一つとする。
寄贈された模型は高さ50.5センチの六角柱型で、黒く塗られたものと、木目が見え るものの2種類。黒く塗られた自噴水は気圧や位置エネルギーを利用して水を噴き上げる
ように作られ、もう一方は周りの板の一部を取り外して中の構造が分かるようになってい る。
西口さんは、おもちゃやからくり作りが趣味で、昨年8月に弁吉作と伝わる木製の自噴 水を独自に入手、噴水の模型を製作した。11月に同館を訪れて職員に模型を見せたとこ
ろ、展示の依頼を受けたことから、西口さんは新たに模型を作って寄贈することにした。
この日、同館を訪れた西口さんは「弁吉は偉大な科学者。多くの人に弁吉の優れたアイ デアを知ってほしい」と話し、伊林永幸副館長は「素晴らしい模型。茶運び人形などと実
演の目玉になる」と感謝した。回すと笛のような音が鳴る竹製のこまも寄贈された。
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