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三条・包丁メーカー
新聞名
新潟日報
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元URL.
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/9499.html
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元urltop:
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写真:
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三条市の包丁メーカーが、抗菌性のある木製まな板を開発した。木製のまな板は包丁の刃を傷めにくいものの、手入れを怠ると不衛生になりやすく、一般家庭ではプラスチック製が主流となっている。「包丁を
作っている者として、プラスチックで刃が傷むのは忍びない」という思いが開発の出発点。木に特殊な熱処理を加えることで抗菌性を持たせ、刃に優しいまな板を生み出した。
このメーカーは、東本成寺の「タダフサ」。包丁の柄を腐りにくくするための「抗菌炭化木」と呼ばれる独自技術を、まな板作りにも応用した。普段は包丁を製造しており、まな板を手掛けるのは初めて。同社の曽根忠幸取
締役営業部長は「包丁を長く使うには、まな板は木製に越したことはない」と語る。
炭化木は、時間をかけてじっくり加熱し、燃やさない程度に炭化させていく技術。まな板製造では、2日間かけて200度以上に上げていく。検査機関の調査では、炭化木に付着させた大腸菌が、48時間後には死滅するデ
ータが出ているという。
同社では、にいがた産業創造機構(NICO)の補助金を得て、専用炉も設置。まな板は、NICOの生活用品ブランド「百年物語」の一つとして、12~16日にドイツ・フランクフルトで開かれた見本市でお披露目した。
まな板は、縦21センチ、横42センチ、厚さ2・8センチ。木材はスプルスを使っている。販売価格は5千円程度となる見込み。問い合わせは同社、0256(32)2184。
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